症状例

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症状例 : 頭

かみ合わせと頭の関係

どうしてかみ合わせが悪いと、に症状が出るのか?

食べ物を噛んだり、すりつぶしたりするためには、お口の周りの筋肉はもちろん、や首の筋肉を使います。
噛むためには筋肉を働かせる必要があるのです。
 カチカチ噛むと“コメカミ”が動きますよね。
コメカミが動くのは、側頭筋という筋肉が下顎を上に持ち上げるために働いているからです。側頭筋はコメカミ部分だけの筋肉ではなく、耳の後ろくらいまで広がっている大きな筋肉です。普段は全く意識しないですよね。
 ところが、かみ合わせに問題があると、噛むために働く筋肉のバランスにも影響を及ぼします。その結果、側頭筋にも過剰な負荷がかかってしまうことがあります。多くの場合は、左右どちらか一方に大きな負担が発生するので、偏頭痛・頭が痛い、という症状になってしまうことがあるのです。
 また、ヒトの進化の過程をたどると、下顎は元々、聴覚器官でした。
 顎の関節は耳の穴のすぐ手前にあるため、噛み合わせの不具合による顎関節の障害が聴覚器官・三半規管に影響を与え、めまい、難聴、耳鳴り、などの症状が現れることがあります。
 歯科医院で噛み合わせの検査を行い、まずは、歯科的な問題の有無について確認することをお奨めします。
 


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