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ブログ : 院長ブログ: 2017年3月

神奈川摂食嚥下リハビリテーション研究会 第20回記念大会 in 海老名

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神奈川摂食嚥下リハビリテーション研究会の講演に参加しました。

若林秀隆先生の「嚥下とADLだけを注目しがちだが、咬合・嚥下・栄養・ADLが重要。咬合支持がないと嚥下機能が低下する」という言葉が印象的でした。





1489308545572.jpg他の講演も自分には新鮮で興味深い内容でした。
終末期においても、認知症でも
「最後まで食べたい。(普段は口から栄養を摂取していない状況でも)
・訪問してくれた友人をもてなしたいから、ビールを一緒に。
・郷土料理をもう一度食べたい」
食べる事が生きること。という強い思いがある。
というお話もありました。
 
内容としては、食形態と食事支援の話がほとんどだったので、ここにIPSGの嚥下リハビリメソッドが加わったら、患者さんも医療従事者も楽になるだろうなぁ。と、感じました。
 
歯科医師による咀嚼機能回復・嚥下運動筋肉機能回復は、今後さらに重要であると実感しました。
そして、そのようなライフステージになる前から、普段から、口腔衛生・咀嚼機能維持・口腔周囲筋機能訓練をしっかりと習慣づけておくことが不可欠であると思います。

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 その後、海老名で評判の蕎麦屋さんに寄りました。天せいろ美味しかったです






片瀬山幼稚園・閉園

私が通っていた片瀬山幼稚園が3月16日の卒園式を最後に閉園いたします。
お知らせの手紙を頂いたので、久しぶりに訪問してきました。

DSC_0136.jpg1489058566628.jpg幼稚園の頃の記憶はおぼろげだったのですが、とてもきれいな園舎と園庭を見ながら園長先生とお話をしていると、
「谷先生!大好きだったなぁ」
「あの鉄棒に頭をぶつけて、ひたいから派手に出血。それで、ひどい乱視が発覚して、小学校半ばまでメガネ生活になったぁ」
「ここでみんなで布団を敷いて寝たなぁ」
などなど、懐かしい記憶がよみがえってきました。
 
DSC_0139.jpg1489058552680.jpgDSC_0126.jpg片瀬山幼稚園は1972年に開園し、44年間で約1700名が卒園しました。帝国ホテルの設計者フランク・ロイド・ライトのお弟子さん・建築家・遠藤楽(らく)氏により設計されました。
とてもモダンで片瀬山の雰囲気に溶け込んだ素敵な建物です。44年も経過したとは思えないほどきれいで、古めかしさは微塵もなく本当に取り壊さなければいけないのか?と思うほど、立派でした。

1489058440887.jpg1489058448687.jpg閉園の理由は、木造の園舎が耐震基準を満たせない。建て替えるとなると莫大な費用が掛かるし、近くに仮園舎を設けるスペースもない。ということのようです。
 
DSC_0128.jpgDSC_0131.jpg30名ほどの最後の卒園生となる子供たちが、卒園式の練習をして、突然の不審な訪問者(私)に礼儀正しく挨拶をして、園庭で無邪気に駆け回る姿は実に微笑ましいものでした。
 
1489058421926.jpg私が在園するころから今日まで、千葉先生どうもありがとうございました。お陰様で大きく成長することができました。
 
DSC_0141.jpgDSC_0142.jpg千葉先生は「閉園のお知らせの手紙1700通のうち、約100名分宛て先不明で渡せていないことがとても残念。取り壊される前に皆さんにもう一度来園してほしい」と、話してくださいました。
3月17日(金)18日(土)9:00~15:00園舎を開放するので、どうぞ皆さんいらしてください。21日(火)より解体工事です。

DSC_0137.jpgこの日は暖かく穏やかな日差しで、我々が卒園の時に植えた梅の木がきれいに花を咲かせていました。
本当に素敵な幼稚園なので、ぜひ一度足を運んでみてください。
片瀬山幼稚園、お世話になりました。ありがとうございました。




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