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ブログ : 院長ブログ 8ページ目

コーヌステレスコープ義歯  症例 下の奥歯がなくて嚙めない!    江ノ電 鵠沼駅 入れ歯が得意な歯科医院

あらやしき歯科医院に来院された時は、
「左下のブリッジが折れてはずれたら、右下の奥歯がすごく痛くなって食事ができない」
という状況でした。
arayashikikonus001-1.jpg左下は金属製のブリッジが真ん中で折れてしまっています。
模型診査をした結果、噛み合せが悪く(スピーの湾曲が強すぎる)無理なちからが常に掛かっていたことによる金属疲労が原因だと思われます。
kougouwannkyoku.jpgのサムネイル画像 長いこと無意識ながら、金属が破断するほどの過大な負荷がかかっていたのでしょう!
arayashikikonus001-2.jpg左側のオーバーロードが解消されて、今度は右側の遊離端ブリッジに大きな負担が掛かり、右下の第一大臼歯が歯根破折しました。「痛い!」はこれが原因です。

遊離端ブリッジとは?
連結されたブリッジ本体の外側に力が加わる場合を遊離端ブリッジと言います。加わった力に近い方の支台歯は圧迫され、遠い方は牽引されます。
ブリッジに力(K)が加わるとP2を回転中心として、ブリッジ全体を傾斜させるような回転モーメントが生じます。P1には、Kに拮抗する力が生じます。
Prothetik 3-65 K.H.Korber.jpgテコの原理で、P1とP2の間の距離が長いほど必要な抗力は小さくなります。
Prothetik 3-66 K.H.Korber.jpgつまり今回は「支台歯間の距離が短いためにテコの支点となる歯が負担過重で壊れてしまった」ということです。

さらに模型の分析を進めると、
konus001-3.png左右の奥歯の高さが違っていることがわかります。体の軸に対して噛み合せの平面が斜めになってしまっています。
お口の中は、正面観だけを見るときれいで問題なさそうですが・・・
konus001-4.png
  •   下顎の左右の大臼歯がなくなってしまった
  •   下顎前歯のセラミックが欠けてしまっている
どこで噛めばよいのかわからない、顎の位置が安定しない状態になってしまいました。
「嚙めない・食事ができない!」の原因です。
 
診査・診断の結果を踏まえた話し合いによって、いくつかの入れ歯の種類の中から
「コーヌステレスコープ義歯による咀嚼機能の回復を行う」という治療計画になりました。

コーヌステレスコープ義歯
噛み合せの平面のアンバランスを解消し、全体がシッカリと噛むように作製します。
konus001-5.pngkonus001-6.pngkonus001-7.png  「ふらつかない・はずれない・何でも噛んで食べられる」ドイツ式の義歯が完成しました。
快適なつけ心地でしゃべると浮き上がるということはありません。しっかり嚙んでなんでも食べられます。
金具が見えないので、他者には入れ歯だと気づかれません。入れ歯を使っていることは、メンテナンスする歯科医師と患者様ご本人にしかわかりません。

初めての入れ歯ですが「食べられないものはない。食事で困ることはない」と、はっきりとした発音でコメントして頂きました。

咀嚼能力が低下すると食品多様性が低下し、タンパク質低栄養という栄養失調になります。その結果、フレイルが進行しサルコペニア・ロコモティブシンドロームという深刻な状況になりかねません。
何でも噛んで食事ができる状態に回復することは、全身の健康の保持増進にとても重要です。

AED(自動体外除細動器)について  藤沢市 あらやしき歯科医院

唐突ですが、今、目の前を歩いている人が突然倒れたらどうしますか?
心肺停止状態(心臓突然死)は、誰にでも、いつでも、どこでも起こる可能性があります。
          心臓突然死 約6万人/年
          交通事故死 約4千人/年
なんと、年間の死亡者数が、交通事故死のおよそ15倍にも及んでいます。
いつでも、どこでも、誰にでもそういう事態に直面する可能性があるのです。
突然心臓が止まってしまったら、一刻も早く胸骨圧迫を開始し、AED(自動体外式除細動器)を用いて、電気ショックをかける必要があります。
 
誰でもできる心肺蘇生
突然倒れ、反応も呼吸もない人がいたら、AEDを要請するとともに119番通報し、直ちに胸を強く圧迫(胸骨圧迫心臓マッサージ)します。胸をPUSHするだけの「誰でもできる心肺蘇生(そせい)」で救えるいのちがたくさんあります。
 
実際の手順を確認しておきましょう
【1】反応の確認と119番通報/AEDの要請
周りの安全を確認して近づき、肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかけます。反応(動きや返事)がなければ、大きな声で人を呼びましょう。119番通報とAEDを持ってくるように頼みます。
call 119 AED.jpg
「119番とAEDをお願いします」

【2】呼吸の確認と胸骨圧迫(心臓マッサージ)
倒れた人をあお向けにして、10秒以内に胸やおなかの動きをみます。呼吸がない、もしくは、普段どおりの息をしていない時は胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。
push chest.jpg

ポイントは「強く」、「はやく」、「たえまなく」
●強く…胸が5cm以上沈むまで
 しっかり体重をかけて押し下げ、すぐにゆるめます。
●はやく…1分間に100回以上のテンポ
●たえまなく
 倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまでしっかり続けます。





【3】AEDを用いた電気ショック
AED use.jpg
AEDとは「自動体外式除細動器」のことです。
人が倒れた直後、心室細動と呼ばれる不整脈(心臓のけいれん)によって、心臓がポンプとして働かなくなってしまっています。電気ショックを与えることで心臓のけいれんを取り除き、元の収縮を取り戻させるための機器です。
AEDは、心電図を自動的に解析し、音声や表示でガイドをしてくれます。落ち着いてAEDの指示に従って救命処置を進めてください。

kyumei.jpg

救急救命士が到着するまでがんばりましょう!









万が一、身の回りで突然倒れた方がいたら、ちょっと勇気を出して行動しましょう。
あらやしき歯科医院にもAEDがあります。
ぜひ、活用してください。

リーゲルテレスコープ義歯  症例 バネ式の部分入れ歯が合わない!  神奈川県藤沢市片瀬の歯科 あらやしき歯科医院

あらやしき歯科医院に来院された時は、
「左下の部分入れ歯が合わない。食事ができない。しゃべっていると浮いてきてしまう」
という状況でした。
歯にバネの金具が掛かって、一目で入れ歯だとわかってしまいます。
arayashiki riegel001-01.jpg「奥歯を失ってから何度も入れ歯を作り直している。ずっと定期的に歯科医院に通い、歯石除去と入れ歯の調整を繰り返してきた」らしいのですが、かみ合わせの違和感が強く、そのことを前医に伝えると「何度も歯を削られて歯が短くなっていくようで怖くなった」との事でした。
 
模型診査をした結果、噛み合せが悪く(義歯の側方咬合湾曲のカーブが逆になっている/逆モンソン・義歯の大臼歯が咬合接触していない)噛むときの顎の位置が不安定になってしまっています。
kougouwannkyoku.jpgのサムネイル画像 クラスプ式の義歯は、維持歯への力の集中が避けられない。バネはフレキシブルなので、義歯が動いてしまう。安定しない・義歯が動くと歯ぐきが擦れて痛い・維持歯も揺すられてダメにしてしまう。
temporary denture K.H.Korber.jpgだから、食事をすると痛い。人とお話しするときは入れ歯をはずす。という事態になってしまいます。
その結果、義歯で噛むと痛いので、咬まないように入れ歯を削ってしまったのでしょう。奥歯が咬まない状態にしてしまったので前歯に負担が掛かり、かみ合わせの違和感が消えないのだと思われます。
arayashiki riegel001-02.jpg診査・診断の結果を踏まえた話し合いによって
「リーゲルテレスコープ義歯による咀嚼機能の回復と義歯の安定化を図る」という治療計画になりました。

リーゲルテレスコープ義歯
維持歯を入れ歯全体で覆って歯を固定します。さらに、かんぬきを使って入れ歯を歯に固定します。
鍵を掛けてしまえば、おしゃべりしてる途中で浮いてきたり、人前ではずれてしまうような事態を避けられます。
arayashiki riegel001-03.jpg噛み合せの平面のアンバランスを解消し、全体がシッカリと噛むように作製します。
arayashiki riegel001-04.jpgarayashiki riegel001-05.jpg入れ歯のバネがなくなり、入れ歯を使っている感じは全くしません。
arayashiki riegel001-06.jpg「ふらつかない・はずれない・何でも噛んで食べられる」ドイツ式の義歯が完成しました。
快適なつけ心地でしゃべると浮き上がるということはありません。しっかり嚙んでなんでも食べられます。
金具が見えないので、他者には入れ歯だと気づかれません。入れ歯を使っていることは、メンテナンスする歯科医師と患者様ご本人にしかわかりません。

先日も「大きく口を開けられるようになった。思い切り(趣味の)歌を歌えるようになった」と、とびっきりの笑顔で報告して頂きました。とてもよろこんでいただいて、私たちもうれしく思います。
 
咀嚼能力が低下すると食品多様性が低下し、タンパク質低栄養という栄養失調になります。その結果、フレイルが進行しサルコペニア・ロコモティブシンドロームという深刻な状況になりかねません。
何でも噛んで食事ができる状態に回復することは、全身の健康の保持増進にとても重要です。
 


 

咬合(かみ合わせ)と生理的咬合湾曲          神奈川県藤沢市の歯科医院

かみ合わせには幾つかルールがあります。その中の一つに、かみ合わせの面(咬合平面)には、スピーの湾曲・モンソンカーブといったある法則にのっとった解剖学的湾曲の存在があります。
解剖学的な解説はあえてしませんが、とても簡単にいうと、下あごの歯の上には半径4インチの球体がきれいにはまるようになっています。
kougouwannkyoku.jpgところが、元々の歯並びの状態(特に親知らずの影響)、長年の歯の咬耗(すり減り)あるいは不適切な歯科治療などによって、このカーブがきつくなりすぎたり、逆のカーブを描いてしまったりするようになると、途端にかみ合わせのバランスが取れなくなって様々な症状が現れることになります。

歯1本の治療はもちろん大事ですが、全体のバランスや機能的に調和のとれた安定したかみ合わせと顎関節を構築することが、歯科治療で最も大事なことです。

適切な咬み合わせを取り戻すためには、適切な診査・診断が必要です。


靴のままお入りください  履物を履き替えない歯科医院  神奈川

このスリッパ、前に誰が履いてたの?
誰が履いたか分からないスリッパを履くのは抵抗があるものです。例え「消毒済」としても、生暖かいスリッパを履くのは、気持ちがいいものではないでしょう。
水虫を持っている方が履いたスリッパには、ほぼ100%水虫の元となる白癬菌が残るという調査結果もあります。スリッパを共有すれば、ほかの人に水虫を感染させてしまう可能性が高くなってしまうのです。
スリッパを紫外線で殺菌する装置を使っているところもありますが、例え殺菌・消毒されるとしても、洗浄しているわけではありません。皮脂や汗やタンパク質などの汚れは取れません。それらに含まれている水虫菌は殺菌できないのです。スリッパ殺菌装置の一番の欠点と言えるでしょう。
また、かかとがないスリッパは、パタパタと歩くことで、目に見えない床のほこりを舞い上げて空気を汚します。
 
病院のスリッパは
・不特定多数の人が履くために水虫の感染源になります。
・床のほこりを舞い上げて空気を汚染します。
レストラン、デパート、ホテルや大きな病院などでスリッパに履き替えるところなんてありません。歯科医療の先進国と言われる諸外国の歯科医院では、もともと外で靴を脱ぐ習慣がないので、土足が当たり前です。それどころか欧米では、無菌室でも、集中治療室でも、手術室でも土足で出入りします。
なぜなら『手術室の床は手術部位感染の理由にならない』ということが研究で証明されているのです。
研究では、手術室を「土足で出入りする」、「靴を履き替える」、「土足の靴の上に靴カバーをして入る」という方法で3つに分けて床の汚染度を調べています。その結果、それぞれの床で汚染度に差はなかったというデータが出ています。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の手術部位感染ガイドラインで「床と院内感染は関連しないので手術室でも履き替えの必要はない」と勧告しています。
 
医院の清掃
医院内の清掃でも一般の清掃と同様に『清潔である事』が最も大切で、ゴミやホコリ等がなく、床や壁などに目立った汚れがないことが基本です。
もう一つ重要な観念があります。それが『清潔域と不潔域』です。
細菌やウイルスは目に見えないので、衛生観念を共有することが必要になります。医療現場では、床と床上30 cmは『不潔域』と認識されています。『不潔域』に触れた用具は、絶対に『清潔域』で使用しない。ということを徹底して衛生上の注意を払っているのです。
靴を履き替えるのは、不潔域にある外履きと本来清潔を心掛けて欲しい手が直に触れる行為です。衛生的な観念からみると清潔と不潔が交差する最も危険な行為となってしまいます。
【清潔なものは清潔なまま保つ、不潔なものは不潔なものとして触れない(触れた時には手洗いや手指消毒でリセットをする)】ということが、清潔と不潔が混同する病院環境の中で大切にしなければならない考えです。
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靴のまま診療室までお進みください《文字通りの土足(土や泥が付いたまま)は困ります》
日常的に清潔を意識して、頻繁に清掃を行っています。
玄関・風除室のマットで土やほこりを落としてお入り下さい。ご協力感謝いたします。
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嚙める 外れない 快適な総入れ歯 上下顎同時印象法 総義歯  藤沢の歯医者

日本の一般的な総入れ歯とは全く違ったコンセプトの総入れ歯です

総入れ歯は安定がむずかしく、
「痛くて固いものは食べられない」
「口を開けただけで入れ歯が落ちてきて人前で話をするのが恥ずかしい」
そんな経験をしてませんか?
たしかに総入れ歯の安定は難しいですが、うまくいけばほとんどなんでも食べられる生活も期待できます。口を開けて笑うことができます。
そんな入れ歯を作るために
1.ナソロジー(顎咬合学)
2.日本古来の木床義歯
3. Dr.Strack(ドイツ・チュービンゲン大学)の総入れ歯

といった、学問や体系をまとめてIPSG代表稲葉繁先生が考案したのが「上下顎同時印象法による究極の総義歯」なのです。
 
1.ナソロジー(顎咬合学)
すべての歯科治療に共通する基本概念です。
とても簡単にいうと「顎が自然に閉じたい位置(中心位)と歯の咬みたい位置(咬頭嵌合位)をできるだけ一致させる」ということが重要です。ここにズレが生じていると様々な疾病・トラブル・不快症状が発生します。
 
2.日本古来の木床義歯
世界最古の総入れ歯
実は世界最古の入れ歯は日本で作られていたのです。紀伊・和歌山の願成寺の仏姫が使用していた木床義歯で、1500年代に作られたものです。
mokusyou.jpgこの入れ歯は、ツゲ(黄楊)の木を削って彫ったものです。奥歯がすり減っていることから、実際に使用されていたと思われます。日本の伝統的な仏像彫刻の高度な技術が応用されています。ちなみにヨーロッパでは、総入れ歯が実用化されたのは1800年代になってからです。
では、入れ歯安定剤も何もない時代にどのようにして痛くならない使える入れ歯を作製したのでしょうか?
その製作方法のカギは、蜜蝋を温めて軟化し一塊で口に入れて、お口の中の空洞の形のすべてを一塊で印象採得・型取りするものです。“一つのものを二つに割るからまた一つに戻る。” ちょうどハマグリの貝合わせ遊びのように。二枚貝はもともと対だった貝殻としか組み合わせることができないのです。
現在一般的な総入れ歯製作法は、上下を別々で型取りをして上下を別々に製作し最後に合わせようとします。しかし、もとが別々のものを一つに合わせるのは至難の業です。
 
3. Dr.Strackの総入れ歯
もともと、歯並び・歯列は、外側の唇や頬の筋肉の圧力と内側の舌の圧力のバランスの取れた位置に出来上がります。
Strak Low 003.jpgシュトラックデンチャーの基本は、“歯を失っても筋肉や軟組織の均衡状態は変わらないので、天然歯と同じ場所に人工歯を配列することが最もよい。”ということです。さらには、軟組織の力関係を型取りに現して筋肉のサポートを受けて入れ歯が動かないようにする、筋肉で支える入れ歯にすることが重要です。
現在一般的な入れ歯の製作方法は、Dr.Gysiの歯槽頂間線法則に基づいて製作されます。しかし、吸収した骨に合わせて作るため、もともとの位置と全く違うところに歯が並び、小さすぎて合わないものしか出来上がりません。
また、ふくらみを失った口元は、とても年齢を感じさせます。 Dr.Strackの義歯は、筋肉のサポートを得るために失った骨や歯ぐきも再現するので、見た目の印象が若返ります。


doujiimp002.png顎の咬みたい位置で、まわりの頬や唇まで一塊で口の中全体を型取りして、それを二つに割ります。

FD UL.jpg
だからまた一つに戻るので、しっかり嚙めるようになります。

FD UL002.jpg
周囲軟組織のサポートを考慮した形態に仕上がり入れ歯が安定します。
 
他にもイボカップシステムやオーソシットなど、様々な技術と知識を集約し隅々まで細心の注意を払って作製する機能的な総入れ歯を体感してみませんか?

歯科医院で使う治療の水が清潔だと思っていませんか?      片瀬 あらやしき歯科

案外知られていないことですが、病院で使われている治療水が雑菌だらけという驚くべき調査結果があります。歯科で使われる診療台の給水管の汚染は、1960年代から報告され、1990年代には、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が問題視されるようになりました。口内洗浄装置(うがい水)や切削装置から出てくる水(タービン水)が、大量の細菌で汚染されていることが東京医科歯科大学大学院の荒木孝二助教授らの調査で判明したのです。

日本の一般的な歯科医院で歯を削ったり洗浄したりする際に使う水に含まれる細菌数は、アメリカ歯科医師会(ADA)の基準に比べ、約100から2500倍もの細菌がうようよしていることが分かりました。従属栄養細菌は、人体に病原性を持つ細菌ではありませんが、免疫力の低下した人には影響が出る可能性(日和見感染)も指摘されています。いくら細菌学的に問題ないといっても、歯の治療にはできるだけきれいな水を使ったほうがいいのは当然ですよね?(イタリアでは歯科治療水からレジオネラ感染症による死亡報告があります)

治療に使われる水は、水道管から診療台に付属しているパイプやホースを介して出てきます。塩素が大量にあって、常に流れている水道水では繋殖しませんが、診療台の水はライン内で滞留している時間が長いために中で細菌が増えて汚染されるのです。休診日の翌朝なんて最悪です。大げさではなく、ぬめりの付いた風呂桶にたまった水を飲んでいるようなものなのです。
フラッシングだけではほとんど意味がありません。

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水消毒システムを備えた、KaVo社の診療台を当院では導入しています。KaVoの診療台には、タービン水やうがい水に低濃度の過酸化水素水が用いられていて、常に給水チューブ内を清潔に保つ水消毒の機能(常時水消毒機能)があります。また、休診日前に高濃度の過酸化水素水で漬け置き処理する集中水消毒システムも合わせて装備されていますので、いつもきれいな水で治療できるよう、診療時と休診時ともに二重の対策がとられています。

内部構造も中を流れる水の行き止まりがなく、常に流動的でたまり水にならないように設計されています。
細菌の繁殖とバイオフィルムの形成を抑えるには、継続的な過酸化水素水の利用が効果的とされているので、特に常時水消毒の機能は有効です。

KaVoの水消毒は、常に清潔で安全・安心な治療環境を提供してくれます。
kavo 002.jpg









Webサイトをリニューアルいたしました。

今後とも、あらやしき歯科医院をどうぞよろしくお願いいたします。

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