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最近のエントリー
HOME > ブログ > アーカイブ > 咬み合せ・顎関節症
ブログ : 咬み合せ・顎関節症
ドイツ式入れ歯に関する出版のお知らせ
8月21日に株式会社みらいパブリッシングより本を出版することになりました!
タイトルは『入れ歯の悩みが一生消える-ドイツ式テレスコープシステム-』です。
本を出版するというのは非常に大変な作業ですね。
自分の経験からドイツ式入れ歯を言語化し、患者さんとの実体験を足し、試行錯誤しながら文章にしていきます。なので、構想から約2年、実際に執筆を始めてから1年半というかなりの時間がかかってしまいました。
とにかく文章を書くことに慣れていないため、診療の合間や仕事が終わってからの時間に調べ物をしたり執筆したりするのはとても大変でした。
今年は新型コロナの緊急事態宣言によって、学会発表が無くなり、講師を務める予定だったセミナーが延期になりました。そのおかげで、学会発表やセミナーの原稿を作る時間が無くなり、この本に専念することができました。今回の騒動がなければ、まだまだ執筆を終えられていなかったかもしれません。
内容は -ドイツ式テレスコープシステム- というと、なんだか難しく、とっつきにくいように感じるかもしれませんが、日ごろから患者さんに説明しているような内容を中心に、さらには治療の実例を交えて、歯の悩みやお口のトラブルの解消につながることを願って、なるべくわかりやすく書きました。
読んでみたいと思われたら、ぜひ以下の画像をクリックしてAmazonでお買い求めください。そして感想をお寄せいただけましたらうれしいです。
もっと本の内容を知りたい、あるいは、プレゼントに興味あると思われた方は、こちらからお願いします。(入れ歯の悩みが一生消える〜ドイツ式テレスコープシステム〜/ヨミトク)
公式のフェイスブックでも情報を発信しています。
よろしくお願いします。
義歯を入れた後は!ドイツ式入れ歯テレスコープ義歯を使って変わったこと_藤沢・横浜・鎌倉・辻堂・茅ケ崎の高機能ドイツ式義歯専門医院
数年前にドイツ式入れ歯のリーゲルテレスコープ義歯を作製しました。
リーゲルテレスコープ義歯による治療が終わってからは、ずっと、定期的にメンテナンスで通われています。
先日のメンテナンスの時も
「咬み合わせを治してもらって、良く噛んで食べるようになりました。
以前はカレーを飲むように食べていましたが、今はしっかり噛んで食べています。
以前は胃薬を常に飲んでいましたが、いつの間にか全然飲まなくなりました。
しっかり噛むようになったからだと思います。
意識してないところでも、良くなっているみたいです。」
というお話をしてくれました。
しっかりと噛む。咀嚼するということは、胃腸の消化吸収に大きく影響します。
食べ物を咀嚼するという行為は、食べ物を細かく砕いてすり潰し、
唾液に含まれる消化酵素としっかり混ぜ合わせ、
消化機能の最初の重要な役割を行っています。
しっかりと噛めるって大事ですよね。
@arayashiki_dental_clinic
0466-51-3622
#あらやしき歯科医院
#入れ歯
#テレスコープ義歯
#ドイツ式入れ歯
#歯医者
#リーゲルテレスコープ義歯
#telescopicdenture
入れ歯でお悩みのあなたへ・人生の喜びや楽しみを回復する歯科医療セミナー
動画をご覧いただきありがとうございます。
29分5秒からの内容は、入れ歯ではない方でも、歯科治療を受ける前に必ず確認してください。
お問い合わせはこちらまでお願い致します。
0466-51-3622
トップページに初回入れ歯相談用フォームもあります。
メールでのお問い合わせはこちらです。
あらやしき歯科医院 神奈川県藤沢市片瀬5-5-3
江ノ電 鵠沼駅 徒歩4分 です。
東口を出て、電柱看板の案内をたどると、わかりやすいです。
医院の前に駐車スペースもあります。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
第36回 日本顎咬合学会学術大会にて学会発表しました 2018/06/10
第36回 日本顎咬合学会会学術大会にて、症例発表をさせていただきました。
今回の発表は、症例を通して
・クラスプ義歯の危険性
・術前の診査・咬合診断による、問題点と治療計画を視覚化することの重要性
・口腔環境の長期維持安定にリーゲルテレスコープが有効
といったことについて発表させていただきました。
今後も学会発表できるように、根拠のある診査・診断と治療の結果を日々、積み重ねて行きたいと思います。
ありがとうございました。
かみ合わせの治療に重要な実習に参加しました
IPSG実習/シークエンシャル咬合ワックスアップ
7月最終週の週末に、オーストリア咬合学に基づく咬合(咬み合わせ)理論を学ぶ実習に参加してきました。
咬合理論について深く学び探究することが、歯の咬み合せを治療するために、大変重要です。。
今回の講師は、榊原 功二 先生。
榊原先生は、シークエンシャルオクルージョンという咬み合せ理論の開祖、ウィーン大学教授のルドルフ・スラビチェック博士に師事し、ヨーロッパで活躍していた技工士です。
主に噛んで上下のストップになる部位、顎が運動したときに接触・誘導する部位、一歯ずつの役割やおのおの歯の形態の意味などを考慮しながら、ワックスを盛足して歯を作り上げます。
正しい咬合を付与する方法みついて、模範を示しながら具体的にご教示していただき、知識のさらなる向上とインスピレーションをいただきました。
今回の実習で得られた知識やテクニックを皆様に還元できるよう、継続は力なりでがんばって参ります。
ありがとうございました。
7月最終週の週末に、オーストリア咬合学に基づく咬合(咬み合わせ)理論を学ぶ実習に参加してきました。
咬合理論について深く学び探究することが、歯の咬み合せを治療するために、大変重要です。。
今回の講師は、榊原 功二 先生。
榊原先生は、シークエンシャルオクルージョンという咬み合せ理論の開祖、ウィーン大学教授のルドルフ・スラビチェック博士に師事し、ヨーロッパで活躍していた技工士です。
主に噛んで上下のストップになる部位、顎が運動したときに接触・誘導する部位、一歯ずつの役割やおのおの歯の形態の意味などを考慮しながら、ワックスを盛足して歯を作り上げます。
正しい咬合を付与する方法みついて、模範を示しながら具体的にご教示していただき、知識のさらなる向上とインスピレーションをいただきました。
今回の実習で得られた知識やテクニックを皆様に還元できるよう、継続は力なりでがんばって参ります。
ありがとうございました。
日本顎咬合学会で学会発表しました 2017/06/10 有楽町
第35回 日本顎咬合学会会学術大会にて、症例発表をさせていただきました。
今回の発表は、症例を通して
・短絡的で局所的な補綴治療の危険性
・咬合分析に基づく術前の診査診断、治療計画が口腔環境の長期維持安定にとって重要
・口腔環境の長期維持安定にコーヌステレスコープが有効
といったことについて発表させていただきました。
今後も学会発表できるように根拠のある診査診断と治療結果を日々、積み重ねて行きたいと思います。
ありがとうございました。
冷たい水で歯がしみる!歯磨きしすぎで歯が削れる?
最近なんだか
・冷たい水が歯にしみる
・歯茎の境目あたりの歯が欠けてきた
虫歯かも???と思って、歯科医院に行ったら
「むし歯ではありません。歯の磨き過ぎで、歯が削れてしまっていますよ」と、
先生や歯科衛生士に言われた。という人、意外とまだまだ多いようです。
だけど、ちょっと待って、冷静に考えてみましょう。
実験データでは、“歯ブラシだけでは歯が削れることはなかったが、歯磨剤(歯磨き粉)によって、歯が削れた”という研究結果があります*。
しかし、これは抜いた歯を研究室で試験した結果です。お口の中でのデータではありません。
「歯の表面のエナメル質は体の中で一番硬い組織だけど、根っこの組織は軟らかいので、どんどん歯は削られ、神経を刺激する知覚過敏を引き起こし、最終的には歯が折れてしまこともあります」なんて説明されても、、、
いやいや
歯のまわりには、歯の根っこの部分よりもっと柔らかい組織があるじゃないですか?
軟らかい歯肉・歯ぐきは削れずに、歯だけが削れますか?
歯磨きで歯が削れるのだとしたら、
歯ブラシの形・幅で、歯も歯ぐきも削れそうじゃないですか?
実際に歯磨きし過ぎ・強く磨き過ぎの方は、歯が傷つく前に、歯ぐきの表面の一部が白く薄皮がめくれて赤くなった感じで、「歯ぐきが痛い」と言って来院されます。
じゃあなんで、歯と歯ぐきの境目が削れて、歯がしみるのか?
それは、噛み合わせの力のバランスが悪いからです。
前歯は噛む力が大きく掛かりすぎることで、
奥歯は横に動かしたときに上下の歯が強く接触することで、
歯に無理な力が掛かり、たわみが発生し、構造的に脆いエナメル質と象牙質の境目・歯冠と歯根の境目(視覚的には歯と歯ぐきの境目)付近の歯質が細かくはがれ・欠けていってしまいます。
歯の表面が欠けて内側部分が露出すると、冷たいものがしみる・歯ブラシが当たると痛いなどの知覚過敏の症状が出てくる可能性が高くなります。
昔は、誤ったブラッシング方法・強すぎるブラッシング圧が原因で発生すると言われていましたが、ブラッシングの影響を受けない部位、歯磨きの習慣のない人や動物などにも、歯と歯ぐきの境目が削れる現象が生じることが確認されています**。現在は、歯磨きが原因であるとする考え方ではなく、咬み合わせの力のバランスが悪いことが主な原因だと考えられています。
しみるのを抑える対症療法と共に、根本的な問題である『咬み合わせ』についても詳しく調べたほうが良いでしょう。
・冷たい水が歯にしみる
・歯茎の境目あたりの歯が欠けてきた
虫歯かも???と思って、歯科医院に行ったら
「むし歯ではありません。歯の磨き過ぎで、歯が削れてしまっていますよ」と、
先生や歯科衛生士に言われた。という人、意外とまだまだ多いようです。
だけど、ちょっと待って、冷静に考えてみましょう。
実験データでは、“歯ブラシだけでは歯が削れることはなかったが、歯磨剤(歯磨き粉)によって、歯が削れた”という研究結果があります*。
しかし、これは抜いた歯を研究室で試験した結果です。お口の中でのデータではありません。
「歯の表面のエナメル質は体の中で一番硬い組織だけど、根っこの組織は軟らかいので、どんどん歯は削られ、神経を刺激する知覚過敏を引き起こし、最終的には歯が折れてしまこともあります」なんて説明されても、、、
いやいや
歯のまわりには、歯の根っこの部分よりもっと柔らかい組織があるじゃないですか?
軟らかい歯肉・歯ぐきは削れずに、歯だけが削れますか?
歯磨きで歯が削れるのだとしたら、
歯ブラシの形・幅で、歯も歯ぐきも削れそうじゃないですか?
実際に歯磨きし過ぎ・強く磨き過ぎの方は、歯が傷つく前に、歯ぐきの表面の一部が白く薄皮がめくれて赤くなった感じで、「歯ぐきが痛い」と言って来院されます。
じゃあなんで、歯と歯ぐきの境目が削れて、歯がしみるのか?
それは、噛み合わせの力のバランスが悪いからです。
前歯は噛む力が大きく掛かりすぎることで、
奥歯は横に動かしたときに上下の歯が強く接触することで、
歯に無理な力が掛かり、たわみが発生し、構造的に脆いエナメル質と象牙質の境目・歯冠と歯根の境目(視覚的には歯と歯ぐきの境目)付近の歯質が細かくはがれ・欠けていってしまいます。
歯の表面が欠けて内側部分が露出すると、冷たいものがしみる・歯ブラシが当たると痛いなどの知覚過敏の症状が出てくる可能性が高くなります。
昔は、誤ったブラッシング方法・強すぎるブラッシング圧が原因で発生すると言われていましたが、ブラッシングの影響を受けない部位、歯磨きの習慣のない人や動物などにも、歯と歯ぐきの境目が削れる現象が生じることが確認されています**。現在は、歯磨きが原因であるとする考え方ではなく、咬み合わせの力のバランスが悪いことが主な原因だと考えられています。
しみるのを抑える対症療法と共に、根本的な問題である『咬み合わせ』についても詳しく調べたほうが良いでしょう。
*新井高, et al. "歯磨剤の磨耗性について." 日本歯周病学会会誌 18.2 (1976): 289-314.
**大槻昌幸, 猪越重久, and 高津寿夫. "Abfraction: クサビ状欠損に対する新しい考え方." 接着歯学 12.3 (1994): 182-187.
**大槻昌幸, 猪越重久, and 高津寿夫. "Abfraction: クサビ状欠損に対する新しい考え方." 接着歯学 12.3 (1994): 182-187.
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『かみ合わせの問題』を抱えていませんか? その症状は案外、咬み合せのせいかもしれません
むし歯だけがあなたの歯に対する唯一の脅威ではありません。どうか、見過ごさないでください。すごく痛い・腫れあがってしまった・歯が抜けてなくなっちゃう。そのような深刻な事態をむかえる前に、生活に支障をきたす前に、いくつかの症状や徴候があります。咬合病(咬み合わせの不調和)の自己評価をしてみてください。
あらやしき歯科医院では、問題点を明確化し、集中的に治療し、できるだけ再び壊れることのないように予防することまで考えた『咬み合わせ治療とマネージメント』を通じて生涯にわたる全身の健康づくりのサポートを行います。噛み合せがおかしいかも・咬み合わせが悪いかな?と思ったら“手遅れになる前に、今すぐ行動しましょう!”
咬み合わせの不調和の症状と徴候
セルフ・チェック
セルフ・チェック
- 冷たいものや熱いもので歯がしみたり痛んだりしますか?
- 歯ぎしり・食いしばりをしていますか?
- 歯と歯ぐきの境目付近にV字型・クサビ型の切れ込みができていますか?
- 朝、目覚めた時点ですでに、お顔の筋肉に疲労感などを感じることがありますか?
- 前歯が、薄くなったり、削れてすり減っていたり、欠けたりしていますか?
- ご自身の歯や歯の詰め物・被せ物が、ひび割れたり、欠けたり、削れたり、外れたり、壊れたということがありますか?
- 顎が痛い・お口の開閉時に違和感など、顎の関節周囲の症状で辛い経験をしたことがありますか?
- 下あごの内側や上あごの中央などで、骨が出てきたり盛り上がってきたりしていますか?
-
原因不明の頭痛がありますか?
これらの質問に該当するものがあれば『かみ合わせの問題』を抱えているかもしれません
あらやしき歯科医院では、問題点を明確化し、集中的に治療し、できるだけ再び壊れることのないように予防することまで考えた『咬み合わせ治療とマネージメント』を通じて生涯にわたる全身の健康づくりのサポートを行います。噛み合せがおかしいかも・咬み合わせが悪いかな?と思ったら“手遅れになる前に、今すぐ行動しましょう!”
顎関節症とは?症状と原因 ―お口が開きにくい・あごが痛い―
顎関節症とは
顎関節症の原因は
その症状から、耳鼻科・形成外科などの病院を受診される方も多いようですが・・・
実は、かみ合わせに原因があることが多いのです。
顎の運動と咬み合わせは、顎関節を支点とした3級のテコ運動でなければなりません。しかし、歯が支点となる状況が生じると1級・2級のテコが発生し、その人のその時の状態(歯や骨の強さ、筋肉の発達具合など)に応じて、歯そのものが壊れるか?・歯の周りの骨が壊れるか?顎の関節とその周囲の筋肉を痛めるか?ということが起こります。(咬み合わせ治療のページ参照)
咬み合わせのバランスが悪いと、どこかに大きな負荷がかかり続けて、いずれかの部位で疲労破壊が起こります。過負荷による悪影響の症状が顎の関節とその周囲に現れた状態が、ほとんどの顎関節症の正体です。
- 顎の関節付近や咬むときに働く筋肉に痛みがある
- 口を開いたり閉じたりしたときに顎の関節から音がする
- 口をまっすぐにまたは大きく開けることができない
顎関節症の原因は
その症状から、耳鼻科・形成外科などの病院を受診される方も多いようですが・・・
実は、かみ合わせに原因があることが多いのです。
顎の運動と咬み合わせは、顎関節を支点とした3級のテコ運動でなければなりません。しかし、歯が支点となる状況が生じると1級・2級のテコが発生し、その人のその時の状態(歯や骨の強さ、筋肉の発達具合など)に応じて、歯そのものが壊れるか?・歯の周りの骨が壊れるか?顎の関節とその周囲の筋肉を痛めるか?ということが起こります。(咬み合わせ治療のページ参照)
咬み合わせのバランスが悪いと、どこかに大きな負荷がかかり続けて、いずれかの部位で疲労破壊が起こります。過負荷による悪影響の症状が顎の関節とその周囲に現れた状態が、ほとんどの顎関節症の正体です。
お口の機能は生活機能 -木を見て森を見ず- 藤沢駅から江ノ電で鵠沼駅へ あらやしき歯科医院
あなたは、毎年のように歯で悩まされながら徐々に歯を失って食べるものに不自由する生活を送りたいですか?
それとも、歯の心配をすることなくずっとおいしく何でも食べられる生活にしたいですか?
むし歯で歯に穴が開いたり、歯を失ってしまったら、その欠損の大きさに合わせてさまざまな方法で機能回復に努めます。小さな詰め物から総入れ歯まで、材料や方法は多種多様です。
歯科治療では“かみ合わせ”が重要な要素になります。歯にかかる力のバランスが悪いと歯が壊れたり、顎の関節に影響が出たり、平衡感覚や全身のバランスを失うこともあります。病気の原因や良好な予後に関連しますので、ただ「無くなったところを補えばよい」というものではありません。
歯科領域は、摂食・咀嚼・嚥下だけでなく、発音・構音・会話や呼吸、審美性・感情表現などのコミュニケーションに関する要素、脳への刺激・ストレス発散・力の発生…など、多くの機能と結びついています。
1本の歯を一所懸命に治療することは、もちろん大事です。しかし、1本の歯は、これらの機能を構成する1つのパーツにすぎないのです。全体の機能やバランスを見て局所の修復を行うことが重要です。
では、物理的な力によって歯を失ってしまうことを防ぎ、安定した状態を長く保つにはどうすれば良いでしょうか?
あごの運動と歯の位置関係のバランスを確認する必要があります。
頭の基準をとってあごの動きを再現する装置にお口の模型をつけます。そうすると“あごの閉じたい位置”と“歯の噛みたい位置”のズレや“前歯と奥歯の役割分担”がどうなっているか?などいろいろなことが診てとれます。かみ合わせに関する十分な診査・診断を行って初めて、治療計画が立案できるのです。
ずっと歯医者に通っているのに、毎度行き当たりばったりの部分的な治療で、一時は良くなったように感じても、年を追うごとにお口の状況が悪くなってしまう。そのような経験をしていませんか?
歯科治療を成功させ長持ちさせるには“細菌感染の除去”と“いかにして歯にかかる力をコントロールするか?”が重要です。
そのためには、十分な診査が欠かせません。
お口の機能は『生活機能』です。単なる歯の数合わせではなく、顎口腔系が持つ運動や機能などの全体のバランスを考えた治療が大切です。
歯科医院は『問題点を明確化し、集中的に治療して、再治療の無いように予防していく』ために利用しましょう!
それとも、歯の心配をすることなくずっとおいしく何でも食べられる生活にしたいですか?
むし歯で歯に穴が開いたり、歯を失ってしまったら、その欠損の大きさに合わせてさまざまな方法で機能回復に努めます。小さな詰め物から総入れ歯まで、材料や方法は多種多様です。
歯科治療では“かみ合わせ”が重要な要素になります。歯にかかる力のバランスが悪いと歯が壊れたり、顎の関節に影響が出たり、平衡感覚や全身のバランスを失うこともあります。病気の原因や良好な予後に関連しますので、ただ「無くなったところを補えばよい」というものではありません。
歯科領域は、摂食・咀嚼・嚥下だけでなく、発音・構音・会話や呼吸、審美性・感情表現などのコミュニケーションに関する要素、脳への刺激・ストレス発散・力の発生…など、多くの機能と結びついています。
1本の歯を一所懸命に治療することは、もちろん大事です。しかし、1本の歯は、これらの機能を構成する1つのパーツにすぎないのです。全体の機能やバランスを見て局所の修復を行うことが重要です。
では、物理的な力によって歯を失ってしまうことを防ぎ、安定した状態を長く保つにはどうすれば良いでしょうか?
あごの運動と歯の位置関係のバランスを確認する必要があります。
頭の基準をとってあごの動きを再現する装置にお口の模型をつけます。そうすると“あごの閉じたい位置”と“歯の噛みたい位置”のズレや“前歯と奥歯の役割分担”がどうなっているか?などいろいろなことが診てとれます。かみ合わせに関する十分な診査・診断を行って初めて、治療計画が立案できるのです。
ずっと歯医者に通っているのに、毎度行き当たりばったりの部分的な治療で、一時は良くなったように感じても、年を追うごとにお口の状況が悪くなってしまう。そのような経験をしていませんか?
歯科治療を成功させ長持ちさせるには“細菌感染の除去”と“いかにして歯にかかる力をコントロールするか?”が重要です。
そのためには、十分な診査が欠かせません。
お口の機能は『生活機能』です。単なる歯の数合わせではなく、顎口腔系が持つ運動や機能などの全体のバランスを考えた治療が大切です。
歯科医院は『問題点を明確化し、集中的に治療して、再治療の無いように予防していく』ために利用しましょう!