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HOME > ブログ > アーカイブ > 嚥下/呼吸リハビリ: 2017年1月
ブログ : 嚥下/呼吸リハビリ: 2017年1月
食事をするときの体の働き-摂食・嚥下-
嚥下【えんげ】とは
食物を飲み下すこと。口腔内の食物塊を胃に送り込む運動を指します。
人が食事を摂るときは、
① 先行期:食物を視覚・触覚・嗅覚などで認識する
② 準備期:食物を噛み砕き(咀嚼【そしゃく】)、飲み込みやすくする(食塊形成)
③ 口腔期:口の中(口腔【こうくう】)から咽頭【いんとう】へと食物塊を送り込む
④ 咽頭期:咽頭【いんとう】から食道へ
気道には蓋がされて、この時だけ呼吸が止まる。気管や肺に食塊が入らないように
⑤ 食道期:食道から胃へと食物を送り込む
という過程を経ます。
この、一連の流れを「摂食・嚥下【えんげ】」といい、「嚥下」とは“飲み込む“ことを示しています。
嚥下【えんげ】機能の低下
飲み込むことに問題が生じると、食物を摂ることが困難になり、食事量の不足、脱水症や低栄養のリスクが発生します。また、嚥下をするときは、一瞬だけ呼吸が止まります。嚥下機能の低下は、呼吸にも影響を及ぼすため、食べ物が気道に入ってしまう誤嚥【ごえん】による窒息や肺炎など、身体的に重大な問題につながることもあるため注意が必要です。
食事をすることは、単に栄養素を摂取するだけでなく、楽しみやコミュニケーションにもつながります。
健康のために運動をしよう!まだまだ自分は大丈夫…本当に大丈夫だと思いますか?
嚥下機能の低下は、口腔周囲筋(お口のまわりやのどの筋肉)の筋機能低下によっておこります。それは加齢による影響もあるでしょう。しかし、若い人でも『ポカンといつもお口が開いている』『口で呼吸している』『歯並びが悪い』『咬み合わせが悪い』『滑舌が悪い』『肩こりがある』『血圧が高い』などの症状や徴候がある人は、もともと正しい筋肉の使い方ができていないかもしれません。
常に当たり前のように行っている嚥下・飲み込む運動を普段は意識することはないと思いますが、不自由を感じていなくても、機能低下の兆候が見てとれる場合が多々あります。そして、自覚症状が出てしまってから機能回復を行うことは、とても困難を伴う道のりです。機能がしっかり保たれているうちから、症状が軽いうちから、悪くしないために、明るく楽しい元気な自分を守るために、口腔周囲筋の筋力トレーニングを行いましょう。
食物を飲み下すこと。口腔内の食物塊を胃に送り込む運動を指します。
人が食事を摂るときは、
① 先行期:食物を視覚・触覚・嗅覚などで認識する
② 準備期:食物を噛み砕き(咀嚼【そしゃく】)、飲み込みやすくする(食塊形成)
③ 口腔期:口の中(口腔【こうくう】)から咽頭【いんとう】へと食物塊を送り込む
④ 咽頭期:咽頭【いんとう】から食道へ
気道には蓋がされて、この時だけ呼吸が止まる。気管や肺に食塊が入らないように
⑤ 食道期:食道から胃へと食物を送り込む
という過程を経ます。
この、一連の流れを「摂食・嚥下【えんげ】」といい、「嚥下」とは“飲み込む“ことを示しています。
嚥下【えんげ】機能の低下
飲み込むことに問題が生じると、食物を摂ることが困難になり、食事量の不足、脱水症や低栄養のリスクが発生します。また、嚥下をするときは、一瞬だけ呼吸が止まります。嚥下機能の低下は、呼吸にも影響を及ぼすため、食べ物が気道に入ってしまう誤嚥【ごえん】による窒息や肺炎など、身体的に重大な問題につながることもあるため注意が必要です。
食事をすることは、単に栄養素を摂取するだけでなく、楽しみやコミュニケーションにもつながります。
健康のために運動をしよう!まだまだ自分は大丈夫…本当に大丈夫だと思いますか?
嚥下機能の低下は、口腔周囲筋(お口のまわりやのどの筋肉)の筋機能低下によっておこります。それは加齢による影響もあるでしょう。しかし、若い人でも『ポカンといつもお口が開いている』『口で呼吸している』『歯並びが悪い』『咬み合わせが悪い』『滑舌が悪い』『肩こりがある』『血圧が高い』などの症状や徴候がある人は、もともと正しい筋肉の使い方ができていないかもしれません。
常に当たり前のように行っている嚥下・飲み込む運動を普段は意識することはないと思いますが、不自由を感じていなくても、機能低下の兆候が見てとれる場合が多々あります。そして、自覚症状が出てしまってから機能回復を行うことは、とても困難を伴う道のりです。機能がしっかり保たれているうちから、症状が軽いうちから、悪くしないために、明るく楽しい元気な自分を守るために、口腔周囲筋の筋力トレーニングを行いましょう。
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